FP(ファイナンシャルプランナー)の国家資格の最高峰であるFP1級は、とくに学科試験の合格率が低く難関とされています。
別記事でも書きましたように、FP1級の学科試験対策の通信講座は4社で開講されています。
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この記事では上の記事で紹介している4社のうちアーティスと、資格の学校TACの講座内容を比較しました。
効率的な学習ができて低コストな通信講座を探しているならアーティス(資格対策ドットコム)がお薦めです。
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FP1級の通信講座を検討している人はぜひ参考にしてください。
アーティスと資格の学校TACの講座を比較

まずはそれぞれの講座の特徴をピックアップして比較表にしました。
アーティス (資格対策ドットコム) | 資格の学校TAC | |
---|---|---|
講座名 | 1級FP技能士資格対策講座![]() | 1級本科生 |
受講料 (税込) | ・55,550円 (冊子テキストなし) ・57,750円 (冊子テキストあり) | ・133,000円 (Web通信講座) ・153,000円 (DVD通信講座) |
受講期間 | ・9ヶ月 | ・講座毎に設定 (約4ヶ月) |
教材 | ・Web版学習テキスト ・冊子版学習テキスト (冊子教材付きコース) ・問題集 ・理解度チェックテスト | ・合格テキスト(6冊) ・合格トレーニング ・総まとめテキスト ・模擬試験 |
講義動画 | ・講義動画 - 1回 15分程度 - 計80-120分×6科目 | ・基本講義 計16回 - 各科目2~3回×6科目 ・総まとめ講義 計6回 - 基礎×3回、応用×3回 |
問題演習 | ・理解度チェックテスト - 約600問 ・過去問演習 基礎×5回、応用×5回 ・模擬試験 | ・模擬試験(自己採点) ・過去問解説講義 計6回 |
サポート | ・質問メール受付サービス (回数無制限) ・模擬試験分析 (スコアシート) | ・i-support(質問メール) (10回まで) |
アーティスと資格の学校TACの講座のメリット

上の比較表で比較した内容について両社の講座のメリットを簡単に解説します。
受講料
アーティスの受講料は冊子教材付きで57,750円、冊子教材なしで55,550円で、比較的低価格で受講できるのが大きな特徴です。
資格の学校TACは、受講形態によって価格が異なり、Web通信講座は133,000円、DVD通信講座で153,000円です。
価格だけを見るとアーティスの方が圧倒的に安価であり、コストを抑えたい受験生には嬉しい講座ですね。
受講期間
アーティスは9ヶ月の受講期間があり、その間にWebテキスト(コースによっては冊子版テキストも)、講義動画、過去問演習、模擬試験を活用して学習を進めます。
資格の学校TACの受講期間は講座毎に設定されています。
例えば「2025年5月合格目標」コースの場合は、講義動画の配信は2025年2月からで、実際の学科試験が5月25日(日)、講義動画の配信終了が5月末ですから、約4か月間です。
この期間中に基本講義(16回)、総まとめ講義(6回)、過去問解説講義(6回)、模擬試験解説講義(1回)を受講していくことになります。
資格の学校TACは期間中に体系的に学習する構成で学習のペースが決められているため、計画的に進めたい人に合ってます。
教材
アーティスも資格の学校TACも、オリジナル教材を毎年のように改訂し法令の改定に追随しています。
アーティスはコースによって冊子版テキストを選択できる設定ですが、資格の学校TACはテキストはすべて冊子版です。
冊子版テキストは、テキストに書込みをしたり、スマホ画面より大きくて見やすいメリットを活かして携帯して使うなど、自身の学習スタイルに合わせて様々な活用ができます。
講義動画
アーティスの講義動画は、重要テーマに絞った内容になっているため、80~120分×6科目の構成になっています。
よってアーティスは重要なポイントに絞って効率的に学習を進めたい人に向いてます。
資格の学校TACの講義動画は、基本講義(16回)、総まとめ講義(6回)、過去問解説講義(6回)の構成です。
資格の学校TACは基礎から全体を網羅的に学習したい人に向いています。
問題演習
アーティスでは、600問の理解度チェックテスト、5回分の過去問演習(基礎・応用)、1回の模擬試験が含まれています。
なおアーティスの1級FP技能士資格対策講座のメリットの1つは「ロボ再学習機能」です。
「過去問題(基礎編)」で間違えた問題をシステムが分析し、関連問題を自動で出題してくれる機能です。
テキストや理解度チェックテストで学習した後は、基礎的な過去問題を十分に理解しないと次に進めない仕組みになっているのです。
模擬試験については、下の「サポート」にもあるようにスコア分析のサービスが付いています。
資格の学校TACは、基本講義の添削問題(4回分)、模擬試験の問題冊子に加えて過去問解説講義があります。
ただし模擬試験は自己採点で、解説講義や講評・個別成績診断書は付きません。
サポート
アーティスの質問メール受付サービスは質問回数が無制限で、メールで疑問点を解決できる点が非常に大きなメリットです。
受講期間中は何度でも疑問点を質問できるので、初心者でも安心して学習を進められます。
また、模擬試験のスコア分析(スコアシート)があり、自分の弱点を把握しやすいです。
資格の学校TACは、ポータルサイト「TAC WEB SCHOOL」内の「i-support」で質問メールを送ることができます。
ただし質問メールは10回までという制限があります。
FP1級通信講座 徹底比較!アーティス VS 資格の学校TAC:まとめ

アーティスの通信講座も資格の学校TACの通信講座も、それぞれ特徴があってメリットがあります。
- 受講料が安く低コスト
- コースによっては紙(冊子版)のテキストを使った学習ができる
- ロボ再学習機能で苦手分野を効率的に克服できる
- 回数無制限の質問メール受付サービスで十分に疑問を解決できる
・講義動画のコンテンツが多く、FP1級の範囲全体を網羅的に学習できる
・期限なく視聴できるDVD版を選べる
・本番形式の模擬試験を受けられる
・ポータルサイトで質問メールを送ることができる
効率的な学習ができて低コストな通信講座を探しているならアーティス(資格対策ドットコム)がお薦めです。
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なお、アーティスと資格の学校TACを含めた4社のFP1級学科試験対策の通信講座の受講料や講座内容については下の記事で説明しています。
参考にしてください。
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