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AFPとCFPの違い!どっちを目指すのが正解?年会費や難易度の差異も

AFPとCFPの違い!どっちを目指すのが正解?年会費や難易度の差異も FPの資格

AFPとCFP、どちらもFP(ファイナンシャルプランナー)の資格です。

でも、どのような違いがあるのか分かりにくい点もあります。

この記事では、AFPとCFPの資格の位置づけから、年会費や難易度も違いを説明します。

そのうえで、AFPとCFP、どっちを目指すかの参考にしてください。

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AFPとCFPの違い

PC画面を使ってお客に説明する女性FP

AFPとCFPの資格の位置づけの違い、日本FP協会における相違点や共通する点などを説明します。

CFPはAFPの上位資格

AFP、CFP以外にもFPの資格には、FP技能士(FP1級/FP2級/FP3級)もあります。

FP技能士は国家資格で知識レベルの認定の意味合いが強く、試験を受けて一度合格すれば終生の資格になります。

これに対して、AFP、CFPは知識を仕事に活かし社会に貢献することを目的とした日本FP協会による民間資格です。

そしてCFPはAFPの上位資格になります。

日本FP協会ではAFP、CFPを次のように説明しています。

      

AFP (Affiliated Financial Planner)

FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。

CFP(Certified Financial Planner)

北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2022年3月現在)で認められた世界水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できる、プロフェッショナルであることを証明する資格です。

(出典:日本FP協会

     

あとで書きますようにCFP資格取得の難易度はAFPよりも格段に高く、世間における信頼性や認知度も高いです。

実際に講演や執筆などで活躍するFPはCFPの資格を持っている人が多く、活躍の場が広いです。

なお国家資格と民間資格の違いについて下の記事でも説明していますので参考にしてください。

⇒ FP(ファイナンシャルプランナー)には国家資格と民間資格が!?種類の違いは何?

AFPとCFPの年会費の違い

AFPもCFPも日本FP協会の資格なので、資格を取得するには日本FP協会に入会する必要があります。

  • 入会金: 10,000円
  • 年会費: 12,000円

CFPになると上記に加えて以下の費用が発生します。

  • CFP新規登録料: 5,000円(CFP登録時初年度のみ)
  • CFP会費(年間): 8,000円

従って年会費については、AFPは12,000円、CFPは20,000円(12,000円+8,000円)になります。

AFPとCFPでは更新に必要な単位数が異なる

AFPもCFPも資格の有効期間は2年間です。

この有効期間2年の間に所定の単位数を継続教育などで取得しないと3年目に資格を更新できなくなってしまいます。

この資格の更新に必要な単位数が、AFPとCFPでは異なります。

AFPとCFPの資格の更新に必要な単位数と課目は次の通りです。

       

AFP資格更新要件

下の2つの要件を両方とも満たす必要があります

  • 単位数:15単位以上
  • 課目数:FP実務と倫理(1単位以上)を含め、3課目以上

       

CFP資格更新要件

下の2つの要件を両方とも満たす必要があります

  • 単位数:30単位以上
  • 課目数:FP実務と倫理(2単位以上)を含め、3課目以上

     

CFPはAFPの2倍の単位数を取得しないと更新できないことが分かります。

更新のための単位は、教育の受講、テスト、執筆、講師など、さまざまな方法で取得できますが、それぞれ費用や手間、時間がかかります。

AFP、CFPそれぞれの継続単位の取得方法の詳細や、なるべく費用を抑えて早く必要な単位を取得できる通信講座などは下の記事で紹介していますので参考にしてください。

⇒ AFPの継続教育 最も安いのは?更新研修は最短でサクッと乗り切りましょう!

⇒ CFPの継続教育 費用が安い おすすめの認定教育機関は?

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CFPはAFPよりも格段に難易度が高い

考え込む男性FP

CFPになるには、まずAFPに認定されていることが前提です。

そのうえで以下の4つのポイントをすべてクリアすることが必要です。

      

CFPへの4つのポイント
  1. CFP資格審査試験6課目に合格する
  2. CFPエントリー研修の受講・修了
  3. 通算で3年以上の実務経験
  4. 登録申請

      

最初の難関がCFP資格審査試験6課目に合格することで、最近の合格率は以下の通りです。

       

課目名2023年度
第2回
2023年度
第1回
2022年度
第2回
2022年度
第1回
金融資産運用設計33.4%30.7%31.4%34.3%
不動産運用設計38.1%35.8%38.5%37.1%
ライフプランニング・リタイアメントプランニング35.4%35.6%36.8%35.9%
リスクと保険35.3%31.8%36.2%34.8%
タックスプランニング35.6%39.0%36.7%36.0%
相続・事業承継設計34.3%31.4%38.4%39.8%
(出典:日本FP協会

    

受験資格があるのはAFPの資格保有者だけですが、各課目とも30%から40%程度の合格率です。

AFPよりもCFPの方が知識の幅や深みが必要で、試験の難易度もかなり高いことが分かります。

なお、2020年度以降の各回の課目毎の受験者数/合格者数/合格率は下の記事に掲載していますので、詳細はそちらで確認してください。

⇒ FP1級の合格率【2024年】学科試験は難関!実技試験は?受験者数 難易度 勉強時間

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AFPとCFPの違い!どっちを目指すべき?:まとめ

セミナーを行う男性FP

国家資格であるFP技能士(FP1級/FP2級/FP3級)は受験者の知識レベルの認定の意味合いが強く、資格を取得した人の生活やライフプランの改善に活かす資格です。

それに対して日本FP協会のAFPやCFPは、知識のブラッシュアップを怠らず仕事に活かす、またそれによって社会に貢献することを目的とした資格です。

その中で、AFPはFPで仕事をする基本的な資格、CFPはより高度な資格で仕事をする際にも有力な武器になる資格です。

AFPはCFPを目指すうえでの途中の資格と言えます。

ですからFPの資格で仕事をしようと思うなら、先ずはAFPを目指しましょう。

そしてCFP認定要件に「通算で3年以上の実務経験」という要件もありますので、AFPで実務経験を重ねてCFPを目指すのが良いでしょう。

なお最初に目指すAFPの取り方については下の記事にまとめています。

参考にしてください。

⇒ AFPの取り方は?FP2級になるには?取得の流れを図で分かりやすく説明!

      

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