資産運用は何かやってますか?
- 銀行の定期預金に入れてます
- 株は怖いし投資信託はよく分からないし、、、
- NISAとかiDeCoとか名前は聞くけど、、、
日本の資産運用の特徴は、預貯金の割合が高く株や投信などへの投資が少ないことだと言われています。
老後資金を考え始める50代の人にとって、それで本当に大丈夫でしょうか?
今は積み立ての投資信託(投信)がよいとされています。
もしまだ始めていないのであれば検討してみてはいかがでしょうか
50代の資産運用に預貯金は必ずしも安全ではない
社会人になれば公共料金やクレジットカードの引き落としに銀行や郵便局の口座が必要になりますので多くの人は口座を持っています。
一方、預貯金は出し入れが簡単で使いやすく、元本も保証されているので口座のある銀行や郵便局に預貯金を貯めていることが多いです。
とても自然な流れですが実はリスクもあります。
世の中の物価は、デフレの時期も時にはありますが、長い目で見れば少しずつ上がっていきます。
つまり何十年という単位で見ればお金の価値は下がっていきます。
ですから物価上昇率よりも高い金利で運用できないと資産としては目減りしてしまいます。
今のような低金利の時代に資産の大部分を預貯金にしていると、将来的には資産が目減りしていくリスクがあるのです。
50代の資産運用に積み立ての投信がよい理由
投資とひと言で言っても株や債券の取引、不動産投資など多種多様です。
なかでも50代で資産運用を始めた初心者には積み立ての投信(積立投信)が、おすすめです。
積み立ての投信は「積み立て」と「投信」の両方のメリットを享受できます。
積立投信は税制優遇の制度も整備されている
積立投信は政府でも“長期”“積立”“分散”の投資という観点から「おすすめ」の投資としていて、税制面で優遇する制度を作っています。
現役世代向けには「確定拠出年金 個人型(iDeCo)」、全世代向けには「つみたてNISA(2024年からは新NISAも登場)」の仕組みが整備されています。
どちらも名前は聞いたことがあると思います。
つみたてNISAについては次の記事で説明しています。
詳しくはそちらでご確認ください。
⇒ つみたてNISA(積立NISA)のメリット・デメリット!注意点もあるので気をつけよう
⇒ 60代も つみたてNISA(積立NISA)おすすめする5つの理由 まだまだ長期分散投資できます!
資産運用を始めるにあたって
個別株の投資にもNISA制度がある
ここまで積み立ての投信の話を書いてきました。
このほかの投資で慣れてない人でも手を出せそうなのは従来からの株式投資(個別株の投資)でしょうか。
念のため株式は上場株式を対象にするのが安心でしょう。
株式投資には「NISA(一般NISA)」の制度が整備されていて投資による利益が非課税になります。
個別株に投資したい人は一般NISAで始めてみるのもよいでしょう。
2024年からは新NISAもスタートします。
NISA(一般NISA)については次の記事で説明しています。
詳しくはそちらでご確認ください。
⇒ NISAのメリット・デメリット 後悔してからでは遅い!2024年からの新NISAとは?
投資はネット証券を使いましょう
投信(投資信託)や株式の取引を行うには一般に証券会社を利用します。
証券会社には総合証券と言われる営業担当者も付くような従来型の証券会社と、インターネットを使って基本は自分で取引するネット証券の2種類あります。
おすすめはネット証券です。
今回の記事に関係する点だけでも下のようなメリットがあります。
これから投資を始めるのであれば、まず第一にネット証券の利用を考えてみてください。
50代からの資産運用:まとめ
老後資金を考え始める50代にとって公的年金だけでは将来が不安です。
預貯金も長期的には目減りのリスクもあり必ずしも安全ではありません。
今はiDeCo(イデコ)やNISAなど、初心者には比較的安全性の高い積み立ての投資信託(投信)に投資する環境が整ってきています。
老後に向けて「安全性」に重きを置きたい50代にとって、NISAの非課税制度も活用した積み立ての投資信託は、かなり有力な選択肢になります。
なお資産を運用して増やしていくことは重要ですが、安全性も考慮し運用に回せるお金はライフプラン全体の中で考えていく必要があります。
⇒ 40代、50代からのライフプランはリスクマネジメント、資産運用も考えることが大事
お金の基礎知識は誰にでも必要です
今回の記事で取り上げたテーマのほかにも、人生で「お金」に関わるシーンはたくさんあります。
その際に基本的な知識が有るか無いかで、結果が大きく違ってきてしまうことがあります。
幅広いお金の基礎知識を学ぶにはFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を目指すのが効率的です。
下の記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格が自分のためにも役立つ代表的なシーンを9つ紹介しています。
さらっと読める記事ですので、ぜひチェックしてみてください。
⇒ ファイナンシャルプランナー資格が自分のためにも役立つ9つのシーン!何級まで取ればいい?