資産運用は何かやってますか?
- 銀行の定期預金に入れてます
- 株は怖いし投資信託はよく分からないし、、、
- NISAとかiDeCoとか名前は聞くけど、、、
日本の資産運用の特徴は、預貯金の割合が高く株や投信などへの投資が少ないことだと言われています。
老後資金を考え始める年代の人にとって、それで本当に大丈夫でしょうか?
今は積み立ての投資信託(投信)がよいとされています。
もしまだ始めていないのであれば検討してみてはいかがでしょうか
預貯金は必ずしも安全とは言えない

社会人になれば公共料金やクレジットカードの引き落としに銀行や郵便局の口座が必要になりますので多くの人は口座を持っています。
一方、預貯金は出し入れが簡単で使いやすく、元本も保証されているので口座のある銀行や郵便局に預貯金を貯めていることが多いです。
とても自然な流れですが実はリスクもあります。
世の中の物価は、デフレの時期も時にはありますが、長い目で見れば少しずつ上がっていきます。
つまり何十年という単位で見ればお金の価値は下がっていきます。
ですから物価上昇率よりも高い金利で運用できないと資産としては目減りしてしまいます。
今のような低金利の時代に資産の大部分を預貯金にしていると、将来的には資産が目減りしていくリスクがあるのです。
積み立ての投信がよい理由

投資とひと言で言っても株や債券の取引、不動産投資など多種多様です。
なかでも初心者には積み立ての投信(積立投信)が、おすすめです。
積み立ての投信は「積み立て」と「投信」の両方のメリットを享受できます。
- 毎月自動で積み立てられるので手間がかからない
- 少ない金額からスタートできる
- 複利の効果がある
- ドルコスト平均法で平均購入単価を低く平準化することができる
- 少ない金額からスタートできる
- 分散投資でリスクを軽減できる
- 専門家が代わりに運用してくれる
- 透明性が高い
投信(投資信託)、積立投信、ドルコスト平均法については次の記事で説明しています。
詳しくはそちらでご確認ください。
⇒ 投資信託とは 初心者にもできる?メリット、デメリットも解説
⇒ 積立投信はおすすめ?メリット、デメリットをチェックしてから始めよう!
⇒ ドルコスト平均法わかりやすく説明します 本当にデメリットは無いの?
積立投信は税制優遇の制度も整備されている

積立投信は政府でも“長期”“積立”“分散”の投資という観点から「おすすめ」の投資としていて、税制面で優遇する制度を作っています。
現役世代向けには「確定拠出年金 個人型(iDeCo)」、全世代向けには「つみたてNISA」の仕組みが整備されています。
どちらも名前は聞いたことがあると思います。
確定拠出年金 個人型(iDeCo)、つみたてNISAについては次の記事で説明しています。
詳しくはそちらでご確認ください。
⇒ iDeCo(イデコ)はメリット・デメリット両方あります!確定拠出年金 個人型
⇒ つみたてNISAとは?メリット/デメリット 一般NISAよりさらに初心者向け制度でした
⇒ 60代に つみたてNISAをお勧めする5つの理由 まだまだ長期分散投資できます!
資産運用を始めるにあたって

個別株の投資にもNISA制度がある
ここまで積み立ての投信の話を書いてきました。
このほかの投資で慣れてない人でも手を出せそうなのは従来からの株式投資(個別株の投資)でしょうか。
念のため株式は上場株式を対象にするのが安心でしょう。
株式投資には「NISA(一般NISA)」の制度が整備されていて投資による利益が非課税になります。
個別株に投資したい人は一般NISAで始めてみるのもよいでしょう。
NISA(一般NISA)については次の記事で説明しています。
詳しくはそちらでご確認ください。
⇒ NISA(一般NISA)とは? 少額投資非課税制度 2024年からの新NISAも解説
投資はネット証券を使いましょう
投信(投資信託)や株式の取引を行うには一般に証券会社を利用します。
証券会社には総合証券と言われる営業担当者も付くような従来型の証券会社と、インターネットを使って基本は自分で取引するネット証券の2種類あります。
おすすめはネット証券です。
今回の記事に関係する点だけでも下のようなメリットがあります。
- 各種手数料が安い
- 一般NISA、つみたてNISAの対象となる投信の品揃えが豊富
- 投信の最低買付単位の金額が低い
- 取り扱っている投資信託は基本すべてノーロード(販売手数料が無料)
これから投資を始めるのであれば、まず第一にネット証券の利用を考えてみてください。
ネット証券のメリットについては次の記事で説明しています。
詳しくはそちらでご確認ください。
⇒ ネット証券が投資信託(投信)の取引に最適 NISA/つみたてNISA対象商品も
資産運用はライフプランの中で考えよう:まとめ

資産を運用して増やしていくことは重要ですが、安全性も考慮し運用に回せるお金はライフプラン全体の中で考えていく必要があります。